[本記事は2016年3月に取材を行っております]

みなさんこんにちは●´・з・`)ノ2.5次元俺の嫁!青森が産んだアイドルヲタク、たてみんです。
カップヌードルミュージアム

さて、記念すべき第一回の「あいおい」!電車を乗り継いでやってきました桜木町。
ここで本日のゲストアイドルさんと待ち合わせです。
…待つこと15分(楽しみすぎてはやく着いた俺氏)、おしゃれな私服に身を包んだ『いとうあいか』ちゃん!
ということで今回は、いつも公私混同お世話になっておりますMagical♡Honeyのあいかちゃんと一緒に、みなとみらいの新名所「カップヌードルミュージアム」へ伺います。わあ楽しみ!

お湯を注ぐだけで簡単に食べられる即席麺。
今やどのご家庭にも常備してありますよね。
そんな即席麺の代表となる日清食品のカップヌードル開発の歴史や展示、体験ができる場所がカップヌードルミュージアム(正式名称:安藤百福発明記念館)。
安藤百福さんは世界初のインスタントラーメン、「チキンラーメン」や「カップヌードル」の発明者であり、日清食品の創業者です。

カップヌードルミュージアムでは、安藤さんの飽くなき探求心や発想力、「クリエイティブシンキング(創造的思考)」を展示や体験を通して学んでもらえるように、という想いで出来た場所になります。

■施設情報
【住所】 〒231-0001 横浜市中区新港2-3-4
【電話】 045-345-0918
【開館時間】 10:00 〜 18:00 (入館は17:00まで)
※休館日:火曜日 (祝日の場合は翌日が休館日)、年末年始
【入館料】大人 (大学生以上) :500円、高校生以下は無料

高校生以下は入館無料!学生の創造の刺激、想像の力を高めるきっかけになるように、とのこと。
子供連れのファミリー、修学旅行のような団体の学生さんが多い印象です。

入口には大きなカップヌードルねぶたが飾られていました。これ、京都の学生さんが作ったそうです。

カップヌードルミュージアム

それではいざ潜入です★
さっそく目の前に現れたのはものすごい数のインスタントラーメン!
「インスタントラーメンヒストリーキューブ」では、年代ごとにずらりと並んだインスタントラーメンが展示してあります。

ヒストリキューブインスタントラーメンヒストリーキューブ

1958年、世界初のインスタントラーメン。
『お湯があれば家庭ですぐ食べられるラーメン』としてはじめて世に出回ったものなので、袋に小窓をつけて中が見えるようにしてあるそうです。
そして1971年にはカップに入ったインスタントラーメン、カップめんが。
当時は発泡スチロールでできたカップです(現在のものは紙カップ)。

カップヌードルミュージアム

見慣れたU.F.O.、どん兵衛は同い年生まれ。ちなみにわたしは10分どん兵衛が大好きです。

インスタントラーメンヒストリーキューブ

※北斗の拳とのコラボヌードルを見つけて喜ぶあいかちゃん

そして、2000年を過ぎると種類が一気に増えます。
これはコンビニの普及と、ラーメンブームによりご当地麺と呼ばれる全国各所のインスタントラーメン等が開発されていったから。
現在では年に300種類ものインスタントラーメンが世の中に出ているそうです。
ほぼ毎日!ちなみに、膨大な種類の中から定番として落ち着くのはほんの1%だとか。最近だと爆発的人気になった「カップヌードル トムヤムクンヌードル」。

インスタントラーメンヒストリーキューブ

一時期売れすぎて発売中止になっていたのを思い出します。

海外展開されている商品もずらりと並んでいました。
海外のヌードルは現地向きの味にするためにその土地で開発製造されているそうです。
インスタントラーメンヒストリーキューブインスタントラーメンヒストリーキューブ

ヌードルの種類に圧巻されながら、次に向かったのは「百福シアター」。
コミカルなCGキャラクターがわかりやすくインスタントラーメンができるまでの歴史を教えてくれます。
インスタントラーメンを発明した安藤百福さんの生涯、また安藤さんの原点である創造的思考を6つのキーワードに分けて紹介。
子供も大人も「へぇ~」と声をあげてしまうようなストーリーでした。

ムービーが終わると開かれる扉の向こうには、実際に安藤さんが研究を行った小屋が。
6畳もないくらいの小屋の中には大きな釜と机。
特別なものはなくとも、アイデアで世界的発明を生み出すことができるんだよ、というメッセージが込められているそうです。

カップヌードルミュージアム

カップヌードルミュージアム

続いて向かったのは、先のムービーで出てきた『6つのキーワード』をより深く知り、体感することのできる「クリエイティブシンキングボックス」。

身近にあるものからアイデアを出す『なんでもヒントにする』というキーワードの展示では、タッチするとそのものから影が飛び出し、どのようなヒントを与えてくれたのかが浮かび上がります。

カップヌードルミュージアムカップヌードルミュージアム

安藤さんは麺の乾燥方法に悩んでいたときに、たまたま奥さんが作っていた天ぷらを揚げるのを見て、麺を揚げて水分を飛ばす方法(=瞬間油熱乾燥法)を思いついたそうです。

他にもいろいろな視点から物事を考える『タテ・ヨコ・ナナメから見る』という展示。
木の枝のようになったカップヌードルの模型の中には、こっそり文字が隠れています。
意外と難しいな?と思ったんですが、実は足元にヒントがあるんですね。
カップヌードルミュージアム
カップヌードルミュージアム

カップヌードルミュージアム

まさに盲点。

『あきらめない』をテーマにした偉人たちと記念写真。

カップヌードルミュージアムNever give up!

カップヌードルについてしっかり学び、頭を動かしたので今度は身体を動かしましょう!
ということでやってきたのは「マイカップヌードルファクトリー」!世界にひとつだけのオリジナルカップヌードルが作れる場所です。
カップヌードルミュージアムに訪れる8割のお客さんはこの体験を目的にしているとか。

【料金】1食300円(消費税込)
※整理券 or 利用券が必要となります。

まずは世界に1つだけのカップにお絵かき。

カップヌードルミュージアム真剣な顔のあいかちゃん。
カップヌードルミュージアム絵心のなさで有名なたてみん。

カップヌードルミュージアムあ、アイドルっぽい…!!!

これをトッピングカウンターに持っていき、目の前でカップヌードルが作られていきます。

ハンドルを回して麺を入れる作業では、ムービーで見た逆転の発想が!

カップヌードルミュージアム

4種類のスープから1つと12種類から4つの具材を自分で選びます。

カップヌードルミュージアム

カップヌードルミュージアム

ふたをして、シュリンク包装をし、横浜でよく見かけるエアパッケージに入れたら完成!

カップヌードルミュージアム

世界に1つのカップヌ―ドル!満足げな笑顔のあいかちゃんでした♪

お次は広いキッチンスペースにやってきました!「チキンラーメンファクトリー」。
ここでは、実際にチキンラーメンを作ることができるんです。

【対象】小学生以上
【料金】小学生 300円/中学生以上 500円
【申し込み】インターネット http://www.cupnoodles-museum.jp
【予約専用ダイヤル】045-345-0825

エプロンとバンダナをつけ、準備ばっちり。

カップヌードルミュージアム

カップヌードルミュージアム

最初に工程のVTRが流れ、2人一組になって小麦粉をこねるところからスタート!
カップヌードルミュージアム

麺がだんだん黄色になってくると、よく混ざっている証拠だとか。

カップヌードルミュージアムカップヌードルミュージアム

力をいれすぎて、身体が浮いているあいかちゃん。(笑)

まとまった生地を今度は製麺機にかけ、うすーく伸ばしていきます。

カップヌードルミュージアムカップヌードルミュージアム

ハンドルがめちゃくちゃ重いです。大変!
カップヌードルミュージアム

2メートルくらいまで伸ばした生地を、2人で呼吸を合わせてカットしていきます。
カップヌードルミュージアムカップヌードルミュージアム

麺を蒸している間、パッケージにお絵かき♪

カップヌードルミュージアム

カップヌードルミュージアム

蒸しあがった麺に味付け。アツアツの麺にチキンエキスやしょうゆのいい香りがするスープをかけ、それを全力で麺になじませていきます。

カップヌードルミュージアム

カップヌードルミュージアム

できた麺を型に入れて、次はあの『瞬間油熱乾燥』です!揚げる作業は窓ごしに見ることができます。

カップヌードルミュージアム

160℃の油で約2分。最初は泡が高く飛び跳ねていましたが、水分が抜けてくると少しずつおさまってきます。

カップヌードルミュージアム

揚げる型のふたには、チキンラーメンおなじみの卵ポケット!白身と黄身の2段構造になっています。

揚げた麺を冷ましている間、VTRで工場でのチキンラーメンの製造工程が流れます。
完全自動化した機械による製造は1分間で800食。

そして、いよいよチキンラーメンの完成です!目の前で封をしてもらいます。
カップヌードルミュージアム

できたー!!!

カップヌードルミュージアム

お土産として工場で作られたチキンラーメンと、使用したバンダナがもらえます♪

工場で作られるものと自分で作ったものでは、味の濃さや麺の太さが微妙に違うんだとか。食べ比べるのが楽しみですね!

頭を使って身体を使ったら、なんだかおなかが空いてきちゃいました。匂いにつられて向かったのは「NOODLES BAZAAR ワールド麺ロード」。
カップヌードルミュージアムカップヌードルミュージアム

ここでは世界8カ国のさまざまな麺料理を食べることができます。
1食300円というお手頃価格で嬉しい!麺はハーフサイズなので、いろんな種類をシェアするのもいいですね♪

あいかちゃんは「ラグマン」と「ラクサ」。たてみんは「蘭州牛肉麺」、「トムヤムクン」を頂きました。

ラグマンはカザフスタンの伝統料理。うどんのような食感の麺と、ヒツジの肉がおいしい!

カップヌードルミュージアム

ラクサはマレーシアの麺料理。ココナッツが効いてるスープと、香辛料の独特なカレー味。

カップヌードルミュージアム

蘭州牛肉麺は中国の名物めん。とろとろの牛角煮とちょっぴりスパイシーなスープが癖になる!

カップヌードルミュージアム

トムヤムクンはタイ発祥。すっぱ辛い味はまさにエスニック。辛いの好きな人にはたまらないうま味!トムヤムクンは女性に人気だそうです。

カップヌードルミュージアムあまりの辛さにうなるあいかちゃん。

そして!デザートにはカップヌードルソフトクリーム。
こちら、ここでしか食べることのできない『カップヌードル味のソフトクリーム』だそうです…。

カップヌードルミュージアム

カップヌードル味 、カップヌードル カレー味が販売されていました。具材までしっかり入ってます。えび!

おそるおそる口に入れると、あ、あまじょっぱい!けどカレーの味もする…!けど甘い!これは新感覚だし、何より絶妙なバランスでとてもおいしいんです。
なんとも不思議な味のアイスでした。
これはコンビニで発売してほしい!
カップヌードルミュージアム

最後にお土産コーナーをぐるり。
チキンラーメンおなじみのキャラクターひよこちゃんを中心にかわいいグッズがいっぱい!ひよこちゃんのお財布やTシャツ、大人でも使えるエコバックやメモ帳。もちろんカップめん、カップヌードルグッズも販売しています。
カップヌードルミュージアム

 

ちなみに、お店での一番人気は『カップヌードルまんじゅう』

あいかちゃんはメモ帳、わたしはサブレ(食欲に負けた)を買いました♪

カップヌードルミュージアム

カップヌードルミュージアム。
最初はカップヌードルが作れる場所、くらいだと思っていました。ですが、今回伺わせていただき歴史や発明者の安藤さんの考え方に触れることで、たくさんのひらめきやアイデアの生み出し方を教えてもらえました。
噛み砕かれた説明や展示の数々は頭にすっと入ってきて、考え、感心、納得させられるもの。ちょっとした仕掛けを見つける度に童心に帰ったような気持ちになります。
何より、スタッフの方が本当に丁寧で気持ちよく回ることができました。

家族、友達、カップル、もしくは私たちのようなアイドル同士でも!すごく楽しめる施設です♪

カップヌードルミュージアム

カップヌードルミュージアム、ぜひ行ってみてくださいね!

カップヌードルミュージアム